児童労働とは、子どもが教育を受ける機会を奪われたり、心身の健康を害したりするような労働に従事させられることです。国際労働機関(ILO)という国際組織では、子どもの発達や教育に悪影響を与える労働を児童労働と定義しています。
世界では現在も多くの子どもたちが働いています。畑で朝から晩まで働いたり、工場で危険な作業をしたり、家事労働に追われたりする子どもたちがいます。特に開発途上国では、貧困のために学校に行けず、家計を支えるために働かざるを得ない子どもが少なくありません。
すべての子どもの労働が問題というわけではありません。家の手伝いを少しする程度や、学校が終わってからアルバイトをする程度なら、子どもの成長に悪影響はありません。問題となるのは、教育を受ける権利が奪われたり、健康や安全が脅かされたりする労働です。例えば、重い荷物を運ぶ仕事や化学薬品を扱う仕事、夜間の労働などは子どもには危険です。
児童労働をなくすためには、まず貧困を減らすことが重要です。親の収入が増えれば、子どもを働かせる必要がなくなります。また、無料で質の高い教育を提供することも大切です。多くの国では法律で児童労働を禁止していますが、実際になくすには国際的な協力や企業の責任ある行動も必要とされています。

