社会保障とは、病気やケガ、失業、老後など、生活が困難になったときに、国や自治体が国民の生活を支える仕組みのことです。誰もが安心して暮らせる社会を作るために、みんなで支え合う制度と言えます。
日本の社会保障は大きく4つの柱から成り立っています。1つ目は「社会保険」で、医療保険、年金保険、介護保険、雇用保険、労災保険があります。働いている人や企業が保険料を払い、必要なときに給付を受ける仕組みです。2つ目は「公的扶助」で、生活保護などが含まれます。3つ目は「社会福祉」で、高齢者や障害者、児童への福祉サービスです。4つ目は「公衆衛生」で、感染症対策や健康診断などです。
例えば、病院で診察を受けたとき、実際の医療費の3割だけ支払えば良いのは医療保険があるからです。65歳以上の人が年金を受け取れるのも社会保障の一つです。失業したときに失業手当がもらえるのも雇用保険という社会保障です。
社会保障は私たちの税金や保険料で運営されています。少子高齢化が進む日本では、社会保障費が増え続けており、制度の持続可能性が課題となっています。それでも、人生のリスクに備える安全網として、現代社会に欠かせない仕組みです。
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