アレンジャーとは、企業が資金調達をする際に、その計画を取りまとめて実行する金融機関のことです。日本語では「幹事会社」や「主幹事」と呼ばれることもあります。
企業が大きなプロジェクトを始めたり、事業を拡大したりする時には、多額の資金が必要になります。その際、銀行から融資を受けたり、株式や債券を発行して投資家から資金を集めたりしますが、こうした複雑な手続きを一手に引き受けるのがアレンジャーの役割です。
具体的には、資金調達の全体計画を作り、どのくらいの金額をどんな条件で調達するかを決めます。複数の金融機関が参加する場合には、それらをまとめるリーダー役も務めます。また、投資家への説明資料を作ったり、法律的な手続きをサポートしたりと、資金調達が成功するまで総合的にマネジメントします。
アレンジャーには高度な金融知識と交渉力が求められ、通常は大手の証券会社や銀行が担当します。成功報酬として手数料を受け取りますが、その分、企業の資金調達を成功に導く重要な責任を負っています。企業の成長を金融面から支える、縁の下の力持ちと言える存在です。
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