エクスポージャーとは、金融の世界で「リスクにさらされている度合い」を意味する言葉です。簡単に言えば、投資や取引によって損失を受ける可能性がどれくらいあるかを示す指標のことです。
たとえば、ある会社の株を100万円分持っているとしましょう。この場合、その会社に対するエクスポージャーは100万円となります。もしその会社の業績が悪化して株価が下がれば、100万円の範囲内で損失を受ける可能性があるということです。
銀行が企業にお金を貸す場合も同じです。1億円を貸している企業が倒産してしまうと、銀行はそのお金を回収できなくなるリスクがあります。このとき、銀行はその企業に対して1億円のエクスポージャーを持っていると表現します。
エクスポージャーという考え方は、リスク管理において非常に重要です。金融機関や投資家は、特定の国や業界、企業に対するエクスポージャーが大きくなりすぎないように分散投資を行います。一つの投資先に集中しすぎると、その投資先に問題が起きたときに大きな損失を受けてしまうからです。
個人の資産運用でも、この考え方は役立ちます。一つの商品や会社に全財産を投じるのではなく、複数に分けることでエクスポージャーを分散し、リスクを抑えることができるのです。
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