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エリサ法とは?誰でも3分でわかる!かんたん解説

Photo by Beth Macdonald on Unsplash

エリサ法とは、アメリカで1974年に制定された「従業員退職所得保障法」のことです。英語名の「Employee Retirement Income Security Act」の頭文字を取ってERISA(エリサ)と呼ばれています。この法律は、企業が従業員のために用意する年金制度や医療保険などを適切に運営し、従業員の権利を守ることを目的としています。

1970年代のアメリカでは、企業年金制度に関する問題が多発していました。企業が倒産して従業員が年金をもらえなくなったり、約束されていた年金額が支払われなかったりするケースが相次いだのです。こうした状況を改善するために、エリサ法が誕生しました。

エリサ法の主な内容は、企業年金の運営基準を定めることです。企業は年金資産を適切に管理し、従業員に対して制度内容を分かりやすく説明する義務があります。また、年金の受給権がいつ確定するか(何年働けば年金をもらう権利が得られるか)についても最低基準が設けられました。さらに、企業が年金を支払えなくなった場合に備えて、政府系の保険機構が保証する仕組みも作られました。

日本にいる私たちには直接関係のない法律ですが、企業年金制度の国際的な標準として影響力があります。アメリカに進出している日本企業や、アメリカの企業年金に投資する機関投資家にとっては重要な法律です。従業員の老後の生活を守るという考え方は、世界共通の課題なのです。

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