キャッシュフローとは、お金の流れのことです。英語で「キャッシュ」は現金、「フロー」は流れという意味ですから、文字通り「お金がどう入ってきて、どう出ていくか」を表す言葉です。
企業や個人の経済活動では、売上や利益といった数字も大切ですが、実際に手元にお金があるかどうかも非常に重要です。たとえば、売上が大きくても、お客さんからの支払いが数ヶ月先になる場合、今すぐ使えるお金がないという状況になります。逆に、利益は少なくても手元に現金がしっかりあれば、事業を安定して続けられます。
キャッシュフローがプラスの状態とは、入ってくるお金が出ていくお金より多い状態です。これは健全な経営の証です。一方、マイナスの状態が続くと、どんなに売上があっても資金繰り(お金のやりくり)に困り、最悪の場合は倒産してしまうこともあります。これを「黒字倒産」と呼びます。
個人の家計でも同じことが言えます。収入と支出のバランスを見て、毎月どれくらいお金が残るか、あるいは足りなくなるかを把握することが、健全な生活を送るうえで欠かせません。キャッシュフローを意識することは、経済活動の基本なのです。
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