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クラウディングアウトとは?誰でも3分でわかる!かんたん解説

クラウディングアウトとは、政府が国債を大量に発行して資金を借りることで、民間企業が資金を調達しにくくなる現象のことです。日本語では「締め出し効果」とも呼ばれます。

仕組みはこうです。不景気になると政府は公共事業などを増やして経済を刺激しようとします。そのための資金を得るため、国債という借金の証書を発行します。銀行や投資家は、安全性の高い国債を買うために市場からお金を集めます。すると市場全体で使えるお金の量が減り、お金の貸し借りの値段である金利が上がってしまうのです。

金利が上がると、企業は銀行からお金を借りにくくなります。新しい工場を建てたり設備投資をしたりする計画を諦める企業が出てきます。つまり、政府が経済を良くしようと支出を増やしたのに、その分だけ民間企業の投資が減ってしまい、結果的に景気刺激の効果が薄れてしまうのです。

ただし、クラウディングアウトが必ず起こるわけではありません。不景気で企業がもともと投資意欲を失っている場合や、中央銀行が金利を低く保つ政策を取っている場合は、影響が小さくなります。経済政策を考える際には、このような副作用も考慮する必要があるのです。

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