グロース市場とは、東京証券取引所にある株式市場の区分の一つで、将来の成長が期待される企業が上場する市場です。2022年4月に、それまでのマザーズやJASDAQなどの市場を再編して誕生しました。
「グロース」は英語で「成長」を意味します。その名の通り、この市場にはまだ会社の規模は小さくても、新しい技術やサービスで急成長を目指すベンチャー企業やスタートアップ企業が多く上場しています。ITやバイオテクノロジー、AIといった分野の企業が代表的です。
グロース市場の特徴は、上場するための基準が比較的緩やかなことです。プライム市場やスタンダード市場と比べると、売上高や利益の条件が厳しくないため、設立して間もない企業でも株式市場に参加しやすくなっています。これにより、企業は株式を発行して資金を集め、事業拡大に必要なお金を調達できます。
投資家にとっては、将来大きく成長する可能性がある企業に早い段階から投資できる魅力がありますが、同時にリスクも高い市場です。成長途上の企業は業績が不安定なことも多く、株価が大きく変動する可能性があります。ハイリスク・ハイリターンの投資先として位置づけられています。
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