グローバル・オファリングとは、企業が株式を世界中の複数の国で同時に売り出すことです。日本語では「世界同時株式公開」と呼ばれることもあります。
通常、企業が株式を新しく発行して投資家に売る場合、自分の国だけで募集することが多いのですが、グローバル・オファリングでは、例えば日本とアメリカ、香港など、いくつもの国の証券取引所に同時に上場して、世界中の投資家からお金を集めます。
この方法のメリットは、より多くの投資家に株を買ってもらえるチャンスが広がることです。一つの国だけでは集められる資金に限界がありますが、世界中から募集すれば、より大きな金額を調達できます。また、世界的に知名度が上がり、企業のブランド価値も高まります。
特に大型の資金調達が必要な企業や、国際的な事業展開を考えている企業がこの方法を選ぶことが多いです。中国の大手IT企業などが、香港とニューヨークで同時上場するケースがよく見られます。
ただし、複数の国の法律や規制に対応する必要があるため、手続きは複雑で、コストもかかるというデメリットもあります。
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