「USA」帽で遺体出迎えに非難の声
イランによる反撃で戦死した米兵6人の遺体が本国に帰還し、トランプ大統領が空港で出迎えた。しかし、その際の服装と振る舞いが物議を醸している。
トランプ氏は赤い「USA」と書かれた野球帽を被ったまま、遺体を載せた棺に敬礼。厳粛であるべき戦死者の帰還セレモニーで、カジュアルな帽子姿を貫いたことに批判が集中している。
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軍関係者からも疑問の声
通常、このような公式行事では軍の制服か正装が求められるが、トランプ氏は私服にキャップという出で立ち。退役軍人団体からは「戦死者への敬意が感じられない」「大統領としての品位に欠ける」との声が上がっている。
野党民主党の議員らは「6人もの若い命が失われたのに、まるで選挙集会のような格好で出迎えるとは信じられない」と強く非難。SNSでも「これが大統領の姿か」「遺族の気持ちを考えろ」といった批判的なコメントが相次いでいる。
「戦争ほぼ完了」発言との矛盾も
一方で、トランプ氏自身は「対イラン戦争はほぼ完了した」と早期終結を示唆する発言を行っている。しかし実際には米兵の戦死者が出ており、言動の矛盾を指摘する声も少なくない。
イラン側は依然として強硬姿勢を崩しておらず、トルコ領内への弾道ミサイル発射などNATOとの緊張も高まっている。「戦争終結」というトランプ氏の見立てに疑問を呈する専門家も多い。
今回の遺体出迎えの様子は、トランプ政権の外交姿勢と大統領の資質を問う象徴的な出来事として、国際的にも注目を集めている。
