オーストラリアの対イラン派兵検討が波紋
トランプ大統領が「間もなく終了」と発言したイラン軍事作戦だが、事態は収束どころか拡大の様相を見せている。オーストラリアが戦闘機の派遣を検討しているとの情報が浮上し、中東戦争が環太平洋地域を巻き込む「世界大戦」の様相を呈してきた。
イランによるトルコ領内への弾道ミサイル攻撃を受け、NATOは2度目の迎撃作戦を実施。これを受けてオーストラリアも同盟国としての関与を強めており、ホルムズ海峡防衛への参加を本格検討しているとされる。すでにフランスも「防衛任務」を発表しており、多国籍軍の形成が進んでいる。
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なぜオーストラリアが動くのか
オーストラリアは伝統的に米国との同盟関係を重視してきた。アフガニスタン戦争やイラク戦争でも派兵しており、今回も「同盟国としての義務」を果たす姿勢を見せている形だ。
しかし、ネット上では「また戦争に巻き込まれるのか」「オーストラリアにとって中東戦争は関係ないだろ」との批判的な声も多い。一方で「ホルムズ海峡が封鎖されたら日本もオーストラリアも終わり」「エネルギー安全保障のための当然の判断」との擁護論も根強い。
日本への影響は
日本もホルムズ海峡経由で原油の大半を輸入しており、海峡封鎖は日本経済に壊滅的打撃を与える。すでにトランプ大統領は日本にもイージス艦派遣を要請したとの報道もあり、自衛隊の中東派遣が現実味を帯びてきた。
原油価格の乱高下も続いており、来月にはガソリンが235円を超えるとの予測も出ている。オーストラリアの動きは、中東戦争が「遠い国の出来事」ではなく、日本を含む世界全体の問題であることを改めて示している。

