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【東日本大震災15年】福島原発デブリ総量880トンの取り出し計画が難航…避難者は今も4万2000人、帰還できぬ故郷の現実

Photo by Sergio Guardiola Herrador on Unsplash

2011年3月11日の東日本大震災から15年を迎えた今日、福島第一原発では依然として深刻な課題が山積している。最大の難関とされるのが、総量880トンにも及ぶ「核燃料デブリ」の取り出し作業だ。

デブリとは、原子炉内で溶け落ちた核燃料と構造物が混ざり合った高線量の塊のこと。福島第一原発の1号機から3号機には合計で推定880トンものデブリが残されているとされている。政府と東京電力は2021年から試験的な取り出しを開始する計画だったが、技術的困難や安全性の確保により大幅に遅れている。

現在も福島の故郷に帰還できない避難者は約4万2000人に上る。政府発表の「避難者2万3410人」という数字では実態を把握しきれていないのが現状だ。この差は、自主避難者や避難指示解除後も帰還していない住民をカウントするかどうかで生じている。

原発事故から15年が経過した今も、除染作業や帰還困難区域の設定など、復興への道のりは遠い。デブリ取り出しには今後30~40年かかるとされており、完全な廃炉までの見通しは立っていない。

ネット上では「15年経っても何も解決していない」「次世代に負の遺産を残してしまった」といった声が相次いでいる。一方で「作業員の方々の努力には頭が下がる」「風化させてはいけない」との意見も多く見られる。

今日、各地で追悼式典が行われ、犠牲者への黙祷が捧げられた。震災の記憶を次世代に継承し、原発事故の教訓を生かすことが、今を生きる我々の責務と言えるだろう。

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