兵庫県教育委員会は11日、特別支援学級の生徒を養生テープで縛るという信じがたい行為を行った女性教諭を減給処分としたことを発表した。教育現場での体罰・虐待問題が再び浮き彫りになっている。
処分を受けたのは県内の公立学校に勤務する女性教諭。報道によると、教諭は特別支援学級に在籍する生徒に対し、「あかんと言ったことするんだったら」などと発言しながら、養生テープで手足を縛る行為に及んだという。
特別支援学級は、障害のある児童生徒に対して個別の教育的ニーズに応じた指導を行う場であり、通常学級以上に細やかな配慮が求められる。今回の事案は、そうした特別な配慮が必要な生徒に対する重大な人権侵害として、大きな批判を集めている。
県教委は「許されない行為であり、深くお詫びする」とコメント。今後、再発防止に向けた研修を強化するとしているが、ネット上では「減給だけで済ませていいのか」「教員免許剥奪すべき」「特別支援学級の生徒に何てことを」と厳しい声が殺到している。
近年、教育現場での不適切な指導や体罰が相次いで明るみに出ている。2023年には東京都内の小学校で教員が児童に暴言を浴びせた事案、2024年には大阪府内で体罰が発覚するなど、後を絶たない状況だ。
文部科学省は体罰を明確に禁止しており、特別支援教育においても「合理的配慮」の提供を義務付けている。しかし現場では、人手不足やストレスから不適切な対応が生じるケースが指摘されている。
保護者からは「安心して子どもを預けられない」との不安の声も上がっており、教育現場の信頼回復が急務となっている。

