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NTTドコモとNTT、低遅延AI映像解析の実証成功 — 6G時代のロボット活用へ前進

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NTTドコモとNTTは、「In-Network Computing」技術を用いた低遅延AI映像解析の実証実験に成功したと発表しました。6G時代のAI・ロボット活用を支える次世代ネットワーク実現に向けた重要な一歩となります。

目次

In-Network Computingとは

In-Network Computingは、ネットワーク機器(ルーターやスイッチなど)の中でデータ処理を行う技術です。従来は、データをサーバーに送って処理してから結果を返す方式が主流でしたが、In-Network Computingではネットワーク内でリアルタイムに処理を行うことができます。

これにより、データをサーバーに送る往復の時間(遅延)を大幅に削減できます。

実証実験の成果

今回の実証実験では、AI映像解析(カメラ映像からリアルタイムで物体や人物を検出する処理)をIn-Network Computingで行い、従来比で大幅な遅延削減を達成しました。

具体的には、工場や倉庫での自動化ロボットの制御、自動運転車の周辺認識、医療現場でのリアルタイム診断支援などへの応用が期待されています。

6Gへの展望

現在普及している5Gの次世代規格「6G」は、2030年代の実用化が見込まれています。6Gでは5Gよりもさらに高速・低遅延の通信が実現される予定で、AIとロボットの連携がより緊密になることが期待されています。

NTTドコモとNTTは、今回の実証成果を6G時代のネットワーク設計に活かしていく方針です。

日本の通信技術競争力

日本の通信大手は6G技術の国際標準化に向けた取り組みを強化しています。NTTグループのほか、ソフトバンク、KDDIも6G関連の研究開発を加速しており、次世代通信インフラでの国際競争力維持が重要課題となっています。


参考: 日本経済新聞(2026年3月)

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