3月9日、三陸沖を震源とするマグニチュード6.0の地震が発生し、岩手県、宮城県、青森県、山形県で震度3を観測した。気象庁は津波の心配はないと発表したが、東日本大震災の記憶が残る地域だけに、住民の間には不安が広がっている。
今回の地震は比較的規模が大きく、M6.0という数値は中規模地震に分類される。震源の深さや正確な位置については現在も調査が続いているが、太平洋プレートの活動に関連している可能性が高いとされている。
岩手県や宮城県では、東日本大震災以降も度々地震が発生しており、住民の防災意識は依然として高い。今回の地震でも、多くの住民が即座に避難経路や備蓄品を確認する動きを見せた。SNS上では「また揺れた」「やっぱり怖い」という声とともに、「津波の心配がないと聞いて安心した」というコメントも見られる。
気象庁は「今後1週間程度は同規模の地震に注意してほしい」と呼びかけている。特に震度3以上の揺れを感じた地域では、家具の固定や非常用持ち出し袋の確認など、日頃からの備えを改めて見直すことが推奨されている。
地震研究者は「日本列島は常に地震のリスクと隣り合わせ。今回の地震が大きな被害をもたらさなかったのは幸いだが、いつ大きな地震が来てもおかしくない」と警鐘を鳴らす。
3月11日が近づくこの時期、東日本大震災の教訓を改めて思い起こし、防災意識を高める必要がありそうだ。幸い今回は人的被害や建物の倒壊などは報告されていないが、引き続き警戒が必要だ。

