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「会場限定」のはずが一転、無料公開へ
エヴァンゲリオン放送30周年を記念した特別興行で上映されていた限定アニメ短編が、公開直後にもかかわらず無料公開されることが明らかになりました。関係者によると、会場での盗撮被害が相次いだことが理由とされています。
今回の特別興行は、劇場でしか見られない完全新作の短編アニメを目玉としており、全国のエヴァファンが足を運んでいました。しかし公開直後から、会場内で撮影された違法動画がSNSやネット上に拡散される事態に。
なぜ異例の対応に踏み切ったのか
制作側は当初、厳格な撮影禁止を呼びかけていましたが、盗撮を完全に防ぐことは困難でした。違法動画の拡散が止まらない状況を受け、「正規に劇場に足を運んだファンが損をする形になってしまう」として、公式での無料公開に踏み切ったとみられます。
ネット上では「盗撮した人間の勝ちみたいになってしまって悲しい」「真面目に劇場に行った人がバカを見る」といった複雑な心境を吐露するファンの声が相次いでいます。一方で「誰でも見られるようになったのはありがたい」という声も。
劇場公開作品の新たな課題
今回の事態は、限定上映作品における盗撮問題の深刻さを浮き彫りにしました。スマートフォンの高性能化により、誰でも簡単に高画質での撮影が可能になった現代において、会場での完全な監視は現実的ではありません。
エヴァンゲリオンほどの人気作品であれば、むしろ最初から配信前提で企画すべきだったという指摘もあります。30周年という節目の年に水を差す形となった今回の騒動は、アニメ業界全体にとっても教訓となりそうです。
制作側の苦渋の決断に、ファンからは「盗撮犯を絶対に許さない」という怒りの声が上がっています。

