勤労とは、仕事に励んで働くこと、特にまじめに一生懸命働くことを意味する言葉です。労働と似た意味を持ちますが、勤労という言葉には「勤勉に」「真面目に」といったニュアンスが含まれています。
日本国憲法第27条には「すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負ふ」と書かれています。つまり、国民には働く権利があると同時に、働く義務もあるということです。働く権利とは、働きたい人が仕事に就ける機会を保障されるということ。一方、働く義務は、働ける人は社会に貢献するために働くべきだという考え方を示しています。
ただし、働く義務があるからといって、無理やり働かされるわけではありません。また、病気や高齢などで働けない人が罰せられることもありません。これは、社会の一員として、能力に応じて働き、お互いに支え合おうという理念を表したものです。
勤労という言葉は「勤労感謝の日」にも使われています。この祝日は、勤労を尊び、生産を祝い、国民がお互いに感謝し合う日として制定されました。働くことの大切さと、働く人々への感謝の気持ちを忘れないようにという意味が込められているのです。

