アジアインフラ投資銀行(AIIB)とは、アジア地域のインフラ整備を支援するために2016年に設立された国際金融機関です。中国が主導して設立し、本部は北京に置かれています。英語名はAsian Infrastructure Investment Bankで、頭文字をとってAIIBと呼ばれます。
アジアでは道路、鉄道、港湾、電力網、通信網などのインフラ整備に巨額の資金が必要とされています。既存の世界銀行やアジア開発銀行だけでは資金が不足しているという認識から、AIIBが誕生しました。創設メンバーは57か国で、その後も加盟国は増え続けています。
主な活動内容は、加盟国のインフラプロジェクトへの融資です。環境に配慮した持続可能な開発を重視し、エネルギー、交通、都市開発などの分野で資金を提供しています。既存の国際金融機関との協調融資も行われています。
日本やアメリカは当初、組織運営の透明性や融資審査基準への懸念から参加を見送りました。一方で、中国の経済的影響力拡大を象徴する存在として国際的に注目されています。アジアの経済発展とインフラ需要に応える新しい枠組みとして、今後の動向が注目されています。
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