ゴルディロックス相場とは、経済が「熱すぎず、冷たすぎず、ちょうどよい」状態で、株価が上昇しやすい理想的な相場環境のことです。名前はイギリスの童話「ゴルディロックスと3匹のくま」に由来しています。この物語で女の子が「熱すぎず冷たすぎない、ちょうどよいスープ」を選ぶ場面から名付けられました。
具体的には、経済成長は適度に続いているものの、インフレ率が高くなりすぎず、景気が過熱していない状態を指します。こうした環境では、企業の業績は順調に伸びる一方で、中央銀行が金利を大きく引き上げる必要もありません。金利が低いままであれば、企業は資金調達がしやすく、投資家も株式投資に魅力を感じやすくなります。
逆に経済が熱くなりすぎると、インフレが進んで金利が上がり、株価にとってマイナスになります。また経済が冷え込みすぎると、企業業績が悪化して株価は下がります。ゴルディロックス相場は、この両極端を避けた理想的なバランス状態なのです。
投資家にとっては最も望ましい環境ですが、このような状態が長く続くことは珍しく、市場関係者はこの「ちょうどよさ」がいつまで続くかを常に注視しています。
目次

