シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)とは、アメリカのシカゴにある世界最大級の先物取引所のことです。英語ではChicago Mercantile Exchangeと表記され、その頭文字を取ってCME(シーエムイー)と呼ばれることが多いです。
先物取引とは、将来の決められた日に、今決めた価格で商品や金融商品を売買する約束をする取引のことです。たとえば、3か月後に1ドル=150円で取引する約束を今のうちにしておく、といった具合です。これにより、将来の価格変動リスクを回避したり、投資の機会を得たりすることができます。
シカゴ・マーカンタイル取引所では、通貨(ドルや円など)、金利、株価指数(複数の株式の平均的な動きを示す指標)、農畜産物、エネルギーなど、非常に幅広い商品の先物取引が行われています。特に通貨や金利の先物取引では世界最大の取引量を誇り、世界中の金融機関や投資家、企業がこの市場を利用しています。
1898年に設立された歴史ある取引所で、もともとはバターや卵などの農産物を取引する市場としてスタートしました。その後、2007年にシカゴ商品取引所と合併し、現在はCMEグループとして運営されています。世界経済の動きを映す重要な市場として、日々のニュースでもその取引価格が報じられています。
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