タイムリー・ディスクロージャーとは、企業が投資家にとって重要な情報を、適切なタイミングで速やかに公開することです。日本語では「適時開示」と呼ばれます。
株式市場に上場している企業には、投資判断に影響を与えるような重要な出来事が起きたら、すぐに公表する義務があります。例えば、大きな契約を結んだ、新商品を開発した、業績予想を変更した、災害で工場が被害を受けた、といった情報です。
なぜこのような制度があるのでしょうか。それは、すべての投資家が平等に情報を得られるようにするためです。もし一部の人だけが先に重要な情報を知っていたら、不公平な取引が行われてしまいます。タイムリー・ディスクロージャーは、市場の公平性と透明性を守る大切なルールなのです。
日本では、東京証券取引所が運営する「TDnet(適時開示情報伝達システム)」を通じて、これらの情報が公開されます。投資家は誰でもインターネットでこの情報を無料で見ることができます。
企業がこの義務を怠ると、ペナルティを受けることもあります。投資をする際は、このタイムリー・ディスクロージャーの情報をチェックすることが重要です。
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