ODMとは、Original Design Manufacturingの略で、日本語では「設計・製造受託」と呼ばれるビジネスモデルです。簡単に言うと、製品の設計から製造までを一括して引き受ける会社のことを指します。
似た言葉にOEM(Original Equipment Manufacturing)がありますが、違いがあります。OEMは、依頼した会社が製品の設計を行い、製造だけを別の会社に任せる形です。一方、ODMでは製造を請け負う会社が設計も担当します。つまり、ODMの方がより幅広い業務を担当するのです。
具体的な例を挙げると、スマートフォンやパソコン、家電製品などでよく見られます。有名ブランドの製品でも、実際には台湾や中国のODMメーカーが設計・製造していることが多くあります。ブランド側は商品企画やマーケティング、販売に集中でき、ODMメーカーは自社の技術力を活かせるという、双方にメリットがある関係です。
ODMメーカーは、複数のブランド向けに似た製品を効率よく作ることができるため、コストを抑えられます。また、技術開発力があるため、最新の機能を取り入れた製品をスピーディーに提供できます。現代のグローバルなものづくりにおいて、ODMは重要な役割を果たしています。

