YAWLとは、ビジネスプロセスを設計・管理するためのワークフローシステムです。正式名称は「Yet Another Workflow Language」で、直訳すると「またもう一つのワークフロー言語」という意味になります。オーストラリアのクイーンズランド工科大学で開発されました。
ワークフローとは、仕事の流れや手順のことです。たとえば会社で書類を申請して承認を得るまでの一連の流れや、製品の製造工程などがこれにあたります。YAWLは、こうした複雑な業務の流れをコンピュータ上で設計し、自動化するためのツールです。
YAWLの大きな特徴は、非常に柔軟で表現力が高いことです。簡単な業務フローから複雑な分岐や条件分岐を含むプロセスまで、幅広く対応できます。また、オープンソースとして公開されているため、誰でも無料で利用でき、必要に応じてカスタマイズすることも可能です。
企業では、業務の効率化や標準化を進めるためにYAWLのようなワークフローシステムを導入します。人の手で行っていた承認作業や通知を自動化することで、ミスを減らし、処理時間を短縮できます。IT分野や研究機関で広く使われており、ビジネスプロセス管理の重要なツールの一つとなっています。

