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悪質な赤信号無視で親子が犠牲に
富山県で発生した親子死亡事故で、警察は26歳の男を危険運転致死容疑で逮捕した。男は取り調べに対し「赤信号でも行ってやろうと思って交差点に進入した」と供述しており、極めて悪質な運転だったことが明らかになった。
事故は交差点で発生し、赤信号を無視して突っ込んできた男の車両が、青信号で横断中の親子を直撃。2人は病院に搬送されたが死亡が確認された。目撃者によると「ものすごいスピードで交差点に突っ込んできた」といい、ブレーキをかけた形跡もなかったという。
危険運転致死罪は、飲酒運転や制御困難な高速度運転など、極めて危険な運転により人を死亡させた場合に適用される重罪で、最高刑は懲役20年。今回のケースでは、男が故意に赤信号を無視したことから、同罪が適用される見込みだ。
ネット上で怒りの声が殺到
「赤信号でも行ってやろう」という供述内容がSNSで拡散されると、ネット上では「これは殺人と同じ」「最高刑でも足りない」といった怒りの声が殺到している。
交通事故遺族支援団体の関係者は「悪質な危険運転が後を絶たない。厳罰化だけでなく、運転免許制度そのものを見直す必要がある」と指摘する。
近年、あおり運転や危険運転による重大事故が社会問題化しており、法改正による厳罰化が進められてきた。しかし、今回のような故意による信号無視は「運転者のモラルの問題」として、教育や啓発活動の重要性も改めて浮き彫りになっている。
警察は今後、男の運転動機や精神状態についても詳しく調べる方針だ。

