2026年3月11日、東日本大震災から15年を迎えた。被災地では各地で追悼式典が開かれ、犠牲者への祈りが捧げられた。
岩手県のある女性は、津波で小学校の同級生12人を一度に失った。当時の心の叫びを綴った手紙には「神様助けて」という痛切な言葉が残されている。15年が経過した今も、その悲しみは癒えることがない。
福島県では原発事故の影響で、今なお2万3410人が避難生活を続けている。しかし実際には帰還届を出していない人も含めると4万2000人が故郷に戻れない状況だ。避難者の定義から外れた人々の存在が、統計には表れない実情を物語っている。
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なぜ今も帰れないのか
原発事故による放射線への不安、生活基盤の喪失、コミュニティの崩壊など、帰還を阻む要因は複雑に絡み合っている。避難先で新しい生活を築いた人々にとって、今さら戻ることが困難というケースも少なくない。
ネット上では
「15年経っても終わってない」「風化させてはいけない」という声が相次いでいる。一方で「公式統計と実態の乖離が大きすぎる」と、避難者数の数え方に疑問を呈する意見も目立つ。
SNSでは「東日本大震災」がトレンド入りし、多くの人が当時の記憶を振り返り、被災地への思いを新たにしている。震災の記憶を次世代に伝えていく取り組みの重要性が、改めて浮き彫りになった一日となった。

