米国とイラン間で直接協議が行われることが明らかになった。焦点はレバノン情勢の急速な悪化である。
レバノンではイスラエルの軍事行動に伴う民間人被害が相次ぎ、人道的危機が深刻化。その背景にはイラン系勢力ヒズボラの存在がある。米国はこの地域紛争の拡大を防ぐため、イランとの直接対話に踏み切ることを決定した。
協議では、ヒズボラへの圧力強化やレバノン難民問題など複数の議題が予定されている。しかし両国の対立軸は根深く、合意に至る道のりは険しいとの見方が支配的だ。
一方、この動きは中東地域全体の勢力図を大きく変える可能性も指摘されている。シリア、パレスチナ、イエメンなど周辺地域の不安定性が高まれば、世界経済へも波及するリスクがある。
米イラン協議が実現しても、問題解決に至るか、それとも中東全域の緊張をさらに高めるか。その行方が注視される。

