大関が初日から2連敗の衝撃
大相撲春場所で、綱とりを目指す大関・大の里が初日から2連敗を喫する波乱の展開となった。3月9日の2日目は熱海富士との対戦で、相手の攻めをしのげず表情を曇らせた。前日の安青錦戦に続く黒星で、場所前の期待が一転、綱とりに暗雲が立ち込めている。
大の里は取組後、「3日目からしっかりやっていく」とコメント。しかし初日から2連敗という厳しいスタートは、横綱昇進を目指す力士にとって致命的ともいえる結果だ。相撲ファンからは「どうした大の里」「メンタル面が心配」との声が上がっている。
取組前のマナー違反も物議
2日目の大関・安青錦の取組前には、残念なマナー違反が発生したことも話題となった。観客の一部が取組中に私語を続け、力士の集中を妨げる行為があったという。SNSでは「大事な綱とり場所で水を差すな」「マナーを守れない観客は来ないでほしい」といった批判が相次いだ。
大相撲では静寂の中で力士が集中力を高めることが重要とされており、観客のマナーは力士のパフォーマンスに直結する。特に今場所は注目度が高く、普段は相撲を見ない観客も多く訪れているため、マナーの周知が課題となっている。
熱海富士の好調ぶりが光る
一方で、大の里を破った熱海富士の好調ぶりが光っている。鋭い立ち合いと的確な攻めで大関を圧倒し、場所を盛り上げている。若手力士の台頭は相撲界にとって明るい話題だが、大関にとっては厳しい状況が続く。
3日目からの巻き返しなるか
大の里は「3日目からしっかりやっていく」と気持ちを切り替えている様子だが、2連敗からの巻き返しは容易ではない。横綱昇進には最低でも13勝以上が必要とされており、残り13日間で全勝に近い成績を残さなければならない。
相撲評論家は「メンタル面の立て直しが最優先。焦らず一番一番確実に勝っていくしかない」と指摘。綱とりという重圧の中、大の里がどう立て直すか注目が集まっている。
りくりゅうペアがコスプレ姿を披露するなど、スポーツ界全体が盛り上がりを見せる中、大相撲春場所も予想外の展開で目が離せない状況が続いている。
