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公表数の数倍規模の負傷者
米国とイランの軍事衝突で、これまで公表されていた以上の深刻な被害が出ていたことが関係筋の証言で明らかになった。米兵の負傷者数は150人に達しており、国防総省が当初公表していた数字を大幅に上回っている。
トランプ政権は「イランへの攻撃は成功裏に終わった」と発表していたが、実際には想定以上の犠牲を払っていた可能性が高い。イラン側の反撃による被害の詳細を意図的に過少申告していたのではないかとの疑念も浮上している。
ホルムズ海峡に機雷敷設の報道も
一方、米メディアはホルムズ海峡に機雷が敷設された可能性を報じている。これが事実であれば、世界の原油供給の約2割が通過する重要な航路が封鎖される事態となる。ただしトランプ大統領は会見でこれを否定しており、情報の真偽は依然として不透明だ。
原油先物市場では一時11%の急落を記録するなど、供給懸念の後退を織り込む動きも見られた。しかし専門家の多くは「早期回復には否定的」との見方を示している。
米長官の投稿削除が波紋
米国務長官が「タンカー護衛に成功」とSNSに投稿した直後、その投稿を削除するという不可解な動きも話題になっている。何らかの作戦上の問題があったのか、それとも情報の誤りがあったのか、真相は明らかにされていない。
米兵150人負傷という事実は、今回の軍事作戦が決して「成功」とは言えない結果だったことを示唆している。トランプ政権の情報統制と実態の乖離が、今後さらなる波紋を呼ぶことになりそうだ。
イランとの緊張関係は依然として予断を許さない状況が続いており、中東情勢は混迷の度を深めている。

