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【国際】「日本は何の資格があって干渉するのか」中国・王毅外相が高市首相の台湾答弁に激怒…台湾行政院長のWBC観戦が火種に

Photo by Herman Haradzetskiy on Unsplash
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台湾の現職行政院長が東京ドームに

2026年3月9日、台湾の行政院長(首相に相当)が東京ドームでWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の試合を観戦したことが、日中台の外交問題に発展しています。これは1972年の日中国交正常化に伴う台湾との断交後、台湾の現職行政院長が初めて来日したとされる歴史的な出来事です。

台湾側は民間スポーツイベントの観戦という形を取りましたが、中国側は強く反発。中国政府は日本の金杉大使を呼び出し、正式に抗議の意を伝えました。

中国・王毅外相が記者会見で日本を批判

中国の王毅外相は記者会見で、高市首相が国会で行った台湾有事に関する答弁について「日本は何の資格があって干渉するのか」と改めて強い反発を示しました。

王毅外相は「日中関係の行方は日本の選択次第だ」「日本の選択にかかっている」と繰り返し、台湾問題への関与を続ける場合は日中関係の悪化も辞さないという姿勢を鮮明にしました。さらに「台湾介入をけん制し、日本の行く末を高度に警戒している」とも述べ、強い警告を発しています。

高市政権の対中姿勢が焦点に

高市首相はこれまでも台湾との関係強化を重視する姿勢を示しており、中国との関係は冷え込んでいます。今回の台湾行政院長の来日については、政府として直接的な招聘ではないものの、事実上の容認と受け止められており、中国側の反発は予想されていました。

一方、国内では「台湾は重要なパートナーであり、スポーツイベントの観戦を制限する必要はない」という意見も多く聞かれます。SNS上では「中国の内政干渉だ」「台湾の人がWBC見に来て何が悪い」といった声がある一方、「日中関係がさらに悪化するのでは」という懸念の声も上がっています。

複雑化する東アジア情勢

中東情勢の緊迫化に加えて、東アジアでも緊張が高まっています。中国は王毅外相の会見でイラン情勢についても「軍事行動の即時停止」を求めており、米国との立場の違いを鮮明にしました。日本は米国との同盟関係を重視しながらも、中国との経済関係も無視できず、難しい舵取りを迫られています。

今回の問題は、スポーツイベントという民間交流の場が、国際政治の舞台となってしまった象徴的な出来事と言えるでしょう。

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