日本将棋協会の女流棋士会が、相次ぐ迷惑行為に対する緊急声明を発表した。棋戦会場での撮影禁止エリアでの写真撮影、SNSでの誹謗中傷、さらには直接的な嫌がらせなど、ファンを装った人物による不適切な行為が増加している状況が報告されている。
声明では「棋士の安全と棋戦の円滑な運営を脅かす行為は許されない」と明記。具体的には、棋士の個人情報の無断公開、対局中の私語、イベント会場での過度な接触など、複数の悪質なケースが記録されているという。協会は監視カメラの増設と警備体制の強化を進める一方で、目撃情報の報告を広く呼びかけている。
これまで将棋界は「ファンとの距離が近い」という特徴で親しまれてきたが、一部の行為がその信頼を損なわせている。果たして現在の対策で実際の抑止効果は期待できるのか、また今後ファン文化とのバランスをどう取るべきなのか、業界全体での議論が求められている。

