韓国警察がスターバックスの本社に家宅捜索に入った。容疑は1980年に起きた民主化運動「光州事件」を揶揄するようなイベントを開催したとして、侮辱容疑が適用されたもの。
光州事件は韓国現代史上の重大な転機となった民主化運動。その悲劇的な出来事を企業のイベントで揶揄したことが、警察の捜査対象になるまで社会的な怒りを買ったということだ。
歴史的トラウマを材料にしたイベント運営という判断が、ここまで厳しく対処されるのは異例。韓国社会では歴史認識や民族的感情に関わる問題は、きわめて慎重に扱われるべき領域とされている。
大手企業であっても例外ではないということが、今回の捜索で明確になった。企業の広告・プロモーション活動が、どこまで歴史的文脈を扱ってよいのか——その線引きを巡る議論が、今後活発化する可能性もある。

