渡る世間は鬼ばかり』の生みの親・橋田壽賀子さんの葬儀で起きたことが、泉ピン子(78)の口から明かされた。
長年共演した『渡鬼』のメンバーからは、誰からも花が届かなかったという。住職さえも憤ったほどの対応だったと泉は語る。こんなに世話になったはずなのに、誰も来ないのか—その光景が泉の心に深く刻まれた。
人生の大先輩を失い、人間関係の現実を突きつけられた瞬間だった。だが同時に、橋田さんが泉に遺した言葉は、その後の人生を支え続けている。苦境の中でも心に留まり続ける言葉—それが、泉ピン子という人間を作ってきたのだ。
業界で数十年の信頼を築いてきた先輩の最期が、どう受け止められるのか。それは、本当の人間関係とは何かを問い直す出来事となった。

