東京都が7月2日に発表した手足口病の警報が、2年ぶりに基準を超えた。流行マップには、島しょを除く都内全域が濃い色で塗りつぶされており、首都圏での感染拡大が一目瞭然だ。
手足口病は夏場に流行するウイルス感染症で、子どもを中心に発症する。高熱を伴うこともあり、医療現場では懸念の声が出ている。多くの患者は自宅で治癒するため、医療機関の対応能力がどこまで耐えられるかが焦点だ。
既存の症例では点滴が必要なケースも報告されており、軽症だと思い込んでいた保護者が急変に対応できず、医療機関に駆け込む事態も懸念されている。今後、流行がさらに加速する可能性は。医師らの見方は分かれるが、予防徹底が求められている局面だ。

