フランス保健当局が発表した衝撃の統計。わずか16日間の猛暑で、死者が5764人も増加したというのだ。
最も深刻なのはパリ首都圏で、死者増加率は81%に達した。中部や西部でも50%を超える異常な事態。しかし注目すべきは年齢層の偏り。死者の大半は75歳以上という高齢者で、15歳未満の死者には増加が見られなかったという。
つまり、この猛暑は若い世代にはほぼ影響がなく、高齢者に極めて致命的だったということ。エアコンの有無、外出の多さ、体温調節機能の低下…原因は多岐にわたるだろうが、16日でこれだけの人命が失われるという事実は、気候変動の脅威がすでに現実の死と隣り合わせになっていることを物語っている。
先進国フランスですら防げなかった。日本の高齢化率はフランスよりさらに高いが、同じような猛暑が来たら、どれほどの被害が出るのか。

