最大震度7の激しい揺れが熊本を襲った地震で、1日時点で36人の尊い命が奪われた。家屋の倒壊が相次ぎ、被災地は一変した。
最も胸が詰まるのは、生死の境目で家族と別れた遺族たちの悲しみだ。がれきの中から聞こえた愛する者の声。その声が、数時間で途絶えてしまった。突然、大切な人を失った遺族は、何が起きたのか理解することさえ難しい。やり場のない思いを抱えながら、被災地で現実と向き合っている。
地震は予測できない。だからこそ、命がけで救助に当たる人たち、そして失われた命に向き合う遺族たちの苦痛は、社会全体で受け止める必要があるのではないか。

