テスラが米国市場でモデルYの新グレード「モデルY L」を発売開始した。最大6人乗りの広々シート配置で、従来のEV市場では珍しいファミリー向けポジショニングに踏み出す。
新型はサードロウシート(3列目)に2席を追加した設計で、子ども連れの移動や複数家族での使用を想定。EVの課題だった「実用性の低さ」への直接的なアンサーとなり、ガソリン車からの乗り換え需要を狙う戦略が透けている。
テスラは昨年モデルY全体で過去最高の販売台数を達成しており、今回の6人乗り版で北米市場のシェアをさらに拡大する構え。ただしEVの航続距離や充電インフラの課題はまだ残る。ファミリー層がEVへシフトするのか、ガソリン車メーカーの反撃はあるのか。市場の反応が注目される。

