80年代アイドル全盛期の覇者・中森明菜が、デビュー時代に受けた衝撃の忠告を明かした。
当時、ボイストレーニングの先生から投げかけられたのは、一見、酷いようだが実は戦略的なアドバイスだった。「お前は顔では太刀打ちできない。今日子ちゃんや伊代ちゃんみたいな路線は無理だから、別の道を行け」—その言葉は、明菜にとって転機となった。
美貌で勝負する競争馬の中で「声」「表現力」「キャラ」で独自路線を築く必要があると指摘されたのだ。実際、明菜は圧倒的な歌唱力と独特のセクシーなステージングで、松田聖子や近藤真彦らと異なるポジションを確立。80年代を代表するスターへ上り詰めた。
逆境を力に変えた成功例だが、「顔では太刀打ちできない」という発言、いまなら問題発言扱いされそうな内容。あのとき先生がこう言わなかったら、明菜は別の人生を歩んでいたのか—— それとも、容姿を理由に選択肢を狭められるべきではないのか。

