若年層を中心に、調理器具の購入をためらう傾向が急速に広がっている。特に「包丁」の購入キャンセルが顕著で、SNS上では『刃物は持つだけで不安』『事件に巻き込まれたら』といった声が増加。食品メーカーやキッチン用品企業も対応に迫られている。
背景には、刃物関連事件のニュース報道が頻繁化したことに加え、SNSでの「持たない生活」推奨、さらには学校での防犯指導の強化が影響している模様。一部の若年層は『調理用刃物=危険物』という認識を持ち始めており、冷凍食品やカット野菜への依存度が高まっているという。
調査によれば、20代の包丁購入者は5年前比で30〜40%減少。代わりに「キッチンバサミ」「スライサー」といった刃物以外の調理器具の問い合わせが増えているとのこと。食文化の担い手が調理技術を習得する機会を失うことへの懸念も出ており、飲食業界からは『自炊離れがさらに加速する』との危機感の声も上がっている。

