キング・オブ・ポップ、マイケル・ジャクソンを世に出した父ジョー・ジャクソン。その指導方法は、現代では虐待と言わざるを得ない過酷さだった。
息子たちは友人との遊びすら禁止。学校から帰宅後、毎日5時間以上の猛特訓を強要された。練習中の些細なミスで暴力は日常茶飯事。油を塗った体に電気コードでむち打つなど、身体的虐待は常態化していたという。
さらに衝撃的なのは、ジョーの私生活。息子たちの前で堂々と不倫関係を続け、複数の隠し子を作った。親としての責任や倫理観を欠いた行動は、幼い息子たちの心に深い傷を残した。
息子たちは父親を「パパ」と呼ぶことすら許されず、徹底的に支配された環境で、音楽の才能だけを搾取され続けた。マイケル・ジャクソンの輝かしいステージの裏には、こうした凄惨な児童虐待の歴史が隠されていたのだ。
世界的な大スターを生んだプロデューサーとしての側面だけでなく、親としてのジョーの所業は永遠に非難されるべきものである。

