知的障害のある兄を持つ「きょうだい児」が、家族との絶縁という決断に至った。学生のころから心の底で「兄が大嫌い」と感じながらも、それを口にすることすら許されない環境での葛藤があったという。
母親の闘病を支える過程で、徐々に見えてきたのは「理不尽さ」だ。障害のある家族を助けるのは当然——そんな無言の圧力と、自分の人生との板挟み。多くのきょうだい児が直面する問題である。
しかし絶縁後、あることに気づいたという。「助けたいから家族なんだ」——つまり、義務感や責任で繋がる関係ではなく、相互に助けたいと思う気持ちがあってこそ、家族としての絆が成り立つということだ。
この決断は冷たいのか、それとも誠実なのか。自分の人生を優先する選択は許されるのか。きょうだい児の苦悩が今、ネットで大きな反響を呼んでいる。

