大女優・渡辺えりが、業界の構造的問題に正面から異議を唱えた。「トラウマがあるなら役者をやってはいけない、それは絶対に違う」と強く語り、若い女優への過度なバッシングに警鐘を鳴らしている。
話題の中心は、あまちゃん共演時の出来事をめぐる橋本愛への扱いだ。渡辺えりは、業界全体の問題を指摘する。「今まで女性側に立つ人がいなかった」と述べ、泣き寝入りしてきた若い女優たちの存在を示唆。問題が公になることが少なすぎたことへの強い違和感を表現している。
注目すべきは、渡辺えりが佐藤二朗を庇いつつも、業界構造への批判を明確にしている点だ。「佐藤二朗のことは好きだし、バッシングをするつもりもない」としながらも、橋本愛が受けるバッシングへの問題提起は譲らない。この二律背反的な立場表明が、業界の病巣をより浮き彫りにしている。
有力な発言者が女性側に立つことで、これまで沈黙を強いられてきた若い女優たちが声を上げやすくなるのか。業界全体の構造改革が問われる局面だ。

