熊本市で生後11か月の男児が熱中症により亡くなった。15日は熱中症警戒アラートが発表されていた中での悲劇だ。
当日の最高気温は32.5℃まで上昇。警戒レベルが引き上げられていたにもかかわらず、乳幼児の命が失われた。新生児から生後1年弱の発育段階では、体温調節機能が未発達なため、わずかな環境変化でも重篤になるリスクが高い。
熱中症警戒アラートは、熱中症による救急搬送が急増する可能性が高まった際に気象庁と環境省が共同発表する情報。自治体や報道機関へも通知されるが、家庭内での対応が最後の砦となる。乳幼児を持つ親世代の間では、予防策の徹底がいかに難しいかが問われている。
今後、同様の悲劇をどう防ぐのか。親の認識だけでなく、地域全体での支援体制の構築が急務と言えそうだ。

