病気で働けなくなり、貯金も尽きて路上生活を送るようになった埼玉県の男性(42)。かつて飲食業界で働いていた彼は、スマートフォンの通信費が払えず、連絡手段を失ってしまった。
困窮状態にある人たちにとって、スマートフォンは単なる娯楽ではなく、求職活動や行政との連絡、緊急時の安全確保に不可欠な生命線だ。だが料金滞納の履歴がつくと、新たな契約が極めて困難になる現実がある。
社会的に追い詰められた層ほど、デジタル通信から排除され、さらに孤立を深める。この悪循環を放置したままで、本当に大丈夫か——困窮者とスマートフォンアクセスの問題が改めて浮き彫りになっている。

