厚生労働省が発表した年金支給額は微増となったものの、受給者からは「生活が楽になった実感がない」という悲鳴が相次いでいる。
インフレによる物価上昇のスピードが年金増額を上回っているのが実態だ。特に食料品やエネルギー代が値上がりし、固定費が大幅に増加。月々の支給額が数千円増えても、それ以上に生活コストが膨らんでいる構図が浮き彫りになっている。
受給者の多くは「紙上の増額は喜べない」と指摘。医療費・介護費・光熱費の値上げラッシュの前では、年金の微増はむしろ焼け石に水状態だという。政府は「年金は徐々に増えている」と強調するが、現場ではそれが実質的な生活向上につながっていないという温度差が露呈している。
年金額は増えるのに、なぜ生活は苦しくなるのか——この矛盾をどう考える?

