キャリアと家族計画の板挟みで苦悩した女性・沢さんの実話。2か月待ってようやく取れた不妊治療の専門医の診察で、45歳という年齢を理由に「妊娠は難しい」と明言されたという。
精神的に行き詰まっていた時期だったため、その場で涙がとめられなくなったそう。だが沢さんは立ち上がることを決意。日本での治療に見切りをつけ、成功率が比較的高いとされるアメリカの不妊治療に人生の全財産を投じることにした。
仕事でキャリアを優先し、出産のタイミングを逃してしまった後悔と、年齢との闘い。数百万円規模の自己資金を海外治療に注ぎ込むという決断の背景には、「最後の望み」への切実な想い。その決断がもたらした結末とは。
高齢出産が珍しくなくなった時代でも、医学的な「適齢期」との現実。仕事と子どもの優先順位、社会的なサポートの不足、治療費の自己負担問題など、日本の女性たちが直面する構造的な課題が浮き彫りになるケースだ。

