演劇界の巨匠・美輪明宏さんが1月6日に亡くなられました。享年96。数十年にわたり舞台・テレビ・著作で日本文化の最前線に立ち続けた存在でした。
美輪さんは戦後の日本演劇を代表する人物の一人。深紅の衣装に身を包み、唯一無二の存在感で観客を魅了してきました。舞台『毛皮のマリー』『髪結いの亭主』など多くの傑作を生み出し、演出家・作詞家としても活躍。テレビでは毒舌で知られ、時に厳しく、時に優しく、世間に問いかける発言を繰り返してきました。
「絶対に許さん」「死ぬまで現役」「愛すること、それが一番大切」――美輪さんのセリフの数々は、多くの人々の心に刻まれています。晩年まで舞台に立ち、その信念を貫き通しました。
文化勲章受章者としても敬われ、日本の芸術文化に計り知れない影響を与えた巨星が逝去。その遺志は、無数のファンと作品の中に永遠に生き続けるでしょう。

