静岡市葵区で5月上旬、猫を多頭飼育していた1人暮らしの70代男性が急死した。その後、現場は実質的な「多頭飼育崩壊」の状態に陥り、市内で猫の保護活動を行うボランティア団体「ねこあす」が緊急対応に追われている。
男性が一人で抱えていた多数の猫たちは、急激な環境の変化と世話人の喪失により、深刻な状況に直面した。保護団体スタッフは連日、劣悪な環境での猫たちの救出と、一匹でも多くの譲渡先を見つけるための活動を続けている。
こうした「多頭飼育崩壊」は全国で相次いでおり、一個人の善意だけでは限界がある。残された猫たちの命を守るには、地域全体での支援と、譲渡先の確保が急務だ。保護団体の奔走だけに頼るのか、行政や地域コミュニティがどう対応するのかが問われている。

