参院自民と官邸の対立が特別国会を揺るがした。6月下旬から約2週間、高市早苗首相の秘書による「中傷動画」疑惑を巡り、野党の追及と政府側の対応が衝突。審議が空転する異常事態に至った。
焦点は、自民党総裁選などで制作されたとされる中傷動画。この陳述書がさらに火に油を注ぎ、対立の構図を深刻化させている。与野党の主張が平行線を辿る中、参院側の日程調整は極めて困難な状況に。国会の機能が半ば麻痺した13日間は、政権の求心力低下を如実に物語る。
特別国会の終盤日程が綱渡りとなったのは、この2週間の空転が直接的な原因だ。官邸は早期の幕引きを狙ったが、参院自民の一部から異論が相次ぎ、予定通りの進行は困難に。疑惑の全容解明を求める声と、政権維持を急ぐ声が対立する構図は変わっていない。
この「中傷動画」問題、あなたはどう見ていますか?秘書個人の問題なのか、それとも首相の責任なのか――議論はなお収束のめどが立たない。

