高市早苗首相は17日の参院予算委員会で、立憲民主党の蓮舫氏と皇室典範改正を巡る激しい論戦を展開した。旧宮家の男系男子を養子として皇室に迎えることを可能にする改正案について、蓮舫氏が異議を唱えたのに対し、首相は直接的な苦言を呈した形だ。
焦点は皇位継承の在り方。自民党が検討する旧宮家養子案に対し、野党側からは皇籍離脱から時間が経過した家系の復帰に慎重な立場も示されている。参院予算委という最高レベルの論戦の場で、この問題が改めて大きく浮かび上がった。
蓮舫氏自身が皇族とのつながりを持つ立場での発言だけに、与野党の意見の相違は単なる政策の違いにとどまらない側面もある。皇室典範改正は国の根幹に関わる議論だが、政治的な対立軸がどこまで深まるのか、注視される。
今後、この問題は国会での本格的な議論へ向かうことになるが、与党と野党の溝はそう簡単には埋まりそうにない。

