ドミノ・ピザが長年続けてきた持ち帰り商品の半額キャンペーンを廃止することが明らかになった。この施策は同チェーンの主力販促手段で、月間推定50万枚以上の売上を支えてきたとされている。
背景にあるのは、小麦粉・チーズ・エネルギーコスト等の原材料費高騰。原油価格の上昇に伴い、配送コストも大幅に増加しており、赤字縮小を目的とした戦略転換と見られる。同社は「顧客満足度を保ちながら事業の持続性を確保する必要がある」とコメントしており、今後は通常価格での販売にシフトする予定。
外食業界では牛丼チェーン・ラーメン店などが相次いで値上げを実施しており、ドミノ・ピザの廃止は『値上げラッシュの時代』を象徴する決定と言える。消費者の家計圧迫がさらに進む局面で、半額廃止による客足離脱をどう補うかが経営課題になりそうだ。
同社の今年度下半期の業績発表では、この施策廃止がどう影響するか注視される。

